白眼視
【漢字】白眼視
【読み】はくがんし
【意味】軽蔑する目つきで見る。
【例文1】近所迷惑なお宅を白眼視する。
【例文2】無礼者を白眼視する。
【例文3】マナー違反者を白眼視する。
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白眼視とは相手を軽蔑する
白眼視とは相手を軽蔑するという意味です。この言葉の起源は、三国志時代に生きていた竹林の七賢の阮籍にまつわる話が元となっています。阮籍は、知識階層ではありましたが当時の中央の政権奪取にまつわるごたごたや汚さを感じて、引きこもり優れた詩を作っったりしてて後世の詩にも影響を与えたといわれる人物です。この阮籍にはある特技があったそうで、青目と白眼を使い分けることができたといいます。来客が来た時に、相手がどのような人物かによってこの目を使い分けていました。自分の気に入っていた人には青目を使って対応しましたが、儒教家に対しては軽蔑の意味を込めて白眼で対応したということです。儒教の虚礼儀礼に対して軽蔑していたからだそうです。この対応が、故事となって残り、軽蔑する人に対して白眼視するという言葉になったということです。実際白眼視はどのような目なのかちょっと想像しにくいですが、お笑い芸人のピスタチオのネタみたいなものだったら面白いと思います。賢いといわれている人にあれで対応されるときついと思います。少なくともあきらかにバカにされているということが分かります。儀式礼儀にうるさい儒教家と対面した絵は、コントのようだったんだろうなと思います。